〈 ロンドンの職人ギャビン 〉

15 August 2018

今日は、RUSTのエンゲージ・リング、及び、一部の結婚指輪を製作する職人ギャビンと、彼のアトリエをご紹介します!




ギャビンが工房を構えるのは、ロンドンのジュエリー街ハットン・ガーデン。

RUSTのアトリエから歩いて1分...
道路を渡った斜め向かいの、金工職人たちが集まる、1910年代の建物のなかにあります。




作業台には、一見同じに見える道具がたくさん並びますが、それぞれ用途が少しずつ異なり...
ダイヤの大きさや高さ、地金の板の厚さ、そして指のサイズに合わせて、肌感覚で使い分けていくそうです。



こちらは、切り出した地金の板の厚さを調整する万力。
イギリスではミルと呼ばれます。

ギャビンの最大の武器は、どんな指輪でも、1枚の板から切り出して製作することができるその技術。
そのテクニックを根底で支えるのが、こちらのミルです。

誇らしく表記された、Made in Great Britainの文字...
0.05ミリ単位で調節できるので、この英国ダーストン社のものしか使わないそうです。



他にもさまざまな形の工具が並び、見ていて飽きることのない空間...
ハットン・ガーデンでも一、二を争う技術を持ち、将来も安泰かと思いきや、一概にそうとも言いきれないそうです。




 ハットン・ガーデンは200年以上の歴史を誇り、イギリスはもちろん、世界的に見てもめずらしいジュエリー職人街として栄えましたが...

残念ながら、伝統技術を受け継ぐ職人の数は減る一方。
高騰する家賃に加え、エリアを侵食していく広告代理店や金融セクターのオフィス。
そして、アジアで作られる、価格の安い商品との競争...

大きな後ろ盾のない個人の職人やブランドにとっては、試練の時と呼ぶことのできる時代を生きています。


こちらは、ギャビンが弟子入りした師匠から受け継いだというルーペ。
退職する間際の最後に、彼のイニシャル"G"を切り出して、プレゼントしてくれたそうです。

そんな歴史あるルーペを通して手作りされていく、RUSTの指輪。
移り変わる時代にも残されてきた技術が、この先も変わっていくであろう時代の中を、残っていくことができるのか...

もちろん答えはイエス。
職人たちとの、二人三脚の旅はつづきます!

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