クリスマス、2月のバレンタインと続いた喧騒もつかの間...
アルテミスや内海の誕生日、イギリスの母の日、そして前回のウェディング・フェアーでご用意した、RUSTオリジナルのエプロンの製作を終えて、ようやくひと段落。
気がつけばもう、3月も終わりに差しかかります!
そんなバタバタな中ではありましたが、家族でロンドンへ行ってきました。
その道程で途中に立ち寄ったのは、ワイト島からロンドンへ向かう中ほどにある、ウィンチェスター。
大聖堂もあり、古い建物に囲まれた、とても素敵な街です。
ぶらりと散策するだけでも楽しいのですが...
一番の目的はこちら、ハンブルドンのお店!
イギリスで一番センスの良いライフスタイル・ショップにも輝きました。
造花やデコレーションなど、RUSTのお店のディスプレイにもよく使わせてもらってます。
こんな、街と一緒にブランディングするスタイルは、RUSTに取ってもとても参考になります!
去年にはウィンチェスター自体が、イギリスで一番暮らしたい街のベスト1にもなっています。
ロンドンへも通勤可能圏内で、規模も程よい大きさ、そして、これほどセンスの良いお店があれば、それも納得です!
そしてロンドンへ...
着いてすぐに、中心部をうろうろ。
おもちゃ屋が子供たちの目に入らないように(!)細心の注意を払いながら、
新しいお店やトレンドをチェックします。
でも、一番のインスピレーションはやはり...
アンティーク・マーケット!
大人も子供も(無理やり?!)楽しめる場所です。
RUST直営店の、次のウィンドウ・ディスプレイのアイディアも、たくさん浮かんできました。
いろいろ買い込みましたが...
今回の一番の掘り出しものはこちらでしょうか?!
帰りには、リッチモンド近くのガーデン・カフェ、ピーターシャム・ナーサリーへ。
朝早くから子供連れで歩き回って、なので...
ちょうど力尽きるあたりの立地にあるこのカフェと、もう一つのチズィック・ハウスはとてもおすすめです。
翌日は、ロンドン北東部ウォルサムストウへ。
産業革命によって多くの手工業が機械に取って代わられつつあった19世紀のイギリスで、改めて手作業でのものづくりを呼びかけた、アーツ&クラフツ運動を提唱した芸術家、ウィリアム・モリスのかつての自宅を改装したギャラリーへ出かけてきました。
ボランティアに支えられて運営されるこちらウィリアム・モリス・ギャラリー。
一時は閉館の危機を迎えましたが、地元の人々の反対運動にも支えられて、基金を獲得。
大規模な改装を経て、英国で最も訪れたいギャラリーにも選ばれました。
入場は無料です。
モリスの生涯やアーツ&クラフツ運動はもちろん、ギャラリーの裏に広がる庭も素敵。
この広大な庭園は、地元の人が楽しめるようにと区に譲渡され、当時から一般に無料で開放されています。
貧富の格差が加速したであろう産業革命後のビクトリア時代から、こうした意志や創作活動が150年以上も受け継がれること...
芸術の永続性を再確認する機会となりました。
カフェも併設されていて、人種や国籍、年齢もバラバラな、すべての人が、思い思いに時間を過ごす場所...
ワイト島で暮らすようになってさらに、ロンドンのこういった側面がとても恋しくなります。
そして最終日はもちろん...
アンティーク・マーケット!
またまたたくさんのインスピレーション...
マーケットに始まってマーケットに終わる、終わってみればいつもどおり(?!)、そんなロンドンへの旅となりました。
今回見つけたアンティークのごく一部(!)をご紹介しますね。
アルテミスが一目惚れした、日本のお酒入れのバッグ...
造花にリネンのシーツ。
この夏はラグでのデコレーションに挑戦してみる予定です。
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