15 December 2016

ARUNDEL & HASTINGS〈 アランデルとヘイスティングス 〉

この12月は、胃腸炎やら風邪やらで、ずっと寝込みがちだったラッセル=ウツミ家。
ようやく日常を取り戻して、カメラに溜まったままだった写真の整理をし始めました...

11月の終わりに行ってきた、アランデル、そしてヘイスティングスの街の様子をご紹介します!



アランデルは、丘の上に建つ大きなお城を中心に広がる、古い町並みを残したとても素敵な城下町。
アンティーク・ショップにカフェ、昔ながらの家族経営の肉屋や本屋などなど、古き良き英国を絵に描いたような光景が広がります。



でも八百屋や魚屋など、文字にすると庶民的に聞こえますが、21世紀のこの時代のイギリスにおいて、それらは全くもって逆...
インターネットや大型のショッピングセンター全盛の今、これら個人経営の肉屋や八百屋で日々の買い物ができるのは、経済的にも時間的にも裕福な層に限られます。

これらのお店が大半を占めるということは、文化的にポテンシャルの高い人々が暮らす街なのでしょうね。
  
  


そんなアランデルで見つけたフローリストがこちら...
本当に素敵なディスプレイ!



やはり個人経営で、出入りするお客さんも、センスの良さそうな身のこなしの人ばかり!
素敵な植物もさることながら、いちばん惹かれたのは、とても作りのいい造花の数々。
RUSTの直営店のディスプレイ用に、たくさん買いこんで店を後にしました。
 
  

冬の淡い日差しが、古い町並みをまたさらに綺麗に映す昼下がり。
ちょっと立ち寄るだけではもったいない...
今度は是非ゆっくりと訪れたい街です!
  
  

つづいてやって来たのはヘイスティングス。
一度は寂れつつあったかつてのリゾート地は、この10年で大きな変貌を遂げました。



その中心的な建物が、こちらの博物館
展示はもちろん、建物自体も数々の賞を受賞した素晴らしい建築です。
こういった、建築やアートの持つ、人々の意識や街を変える力にはいつも感銘を受けます!
  
  


旧市街には、古い建物をそのまま生かしてオープンした素敵なお店がたくさん...
   
  


ロンドンでこれをしようと思ったら、お金がいくらあっても足りないような店構えです。
そう、都市部の高騰した家賃に縛られて、思うように創作活動ができずに辟易したクリエイターたちが、こぞって移り住んできてできたのが今のヘイスティングス。
ロンドンよりもはるかにクリエイティブなショップが並ぶのも納得です!

  

さて、ゆっくりお店を見て回ろうと思いきや、このタイミングで子供達の"トイレ"探しをする羽目に...!
  
  

ただでさえ興味のないお店を連れ回されて、ストレスも積もって爆発寸前...
これ以上はお菓子でもおもちゃでも釣れないというところまで達し、退却。
結局お店は見れずじまいでした。
  
  


博物館の裏には、未だに現役で漁に出ている漁船が並びます。
  
  


昔ながらの漁業、アート、そしてクリエイティブな個人経営のお店...
その全てがうまく調和して、多くの人たちを惹きつける街となったヘイスティングス。

かつての寂れたリゾート地という意味では、ワイト島にも通じるものがあり、たくさんのインスピレーションを手にすることができました。
(まずは...トイレの完備ですね?!)




イギリスのクリエーションの真髄は、やっぱりカントリーサイドにあることを再確認した旅となりました。

懲りずに是非また訪れたいと思います!