連日の青空に、気温は25℃という"真夏日"の天気予報。
ワイト島にいれば、最高のビーチ日和だというのに、溜まっていくいっぽうの仕事...
ということで、家族でロンドンへ"出張"に行ってきました!
ワイト島で生まれたリーフにとって、初めてのロンドン。
夏の旅行シーズン真っ盛りの中、当日にフェリーの予約が取れたということは、"行け"ということですよね...?!
順調なすべりだしです。
と、思いきや...
高速道路を数十分走ったところで大きな異音!
ボンネットを開けると、クランク・プーリーというエンジンの冷却に不可欠なパーツが大破。
素晴らしいメカニックの揃ったAA社の路上レスキューサービスとはいえ、さすがに45年前のオンボロのパーツをどうにかできるはずもなく、ロンドンまでレッカー移動となったのでした。
現地に着いたのは夜10時...
トータルで9時間以上の珍道中でしたが、子供たちは何事もなかったかのようにzzzz。
父親譲りの(?!)寝つきの良さには何かと救われます!
夏のロンドンは(空気の淀みも含めて)やっぱり特別...
外まで人が溢れたパブ、そこから地鳴りのように通りに響く喧騒。
頬で感じる湿気を含んだ夕暮れの空気。
そんな風物詩を確認しながら、ロンドンで暮らしていたかつての日々を懐かしみます。
が、子供達にとっては"ロンドン=公園"。
ワイト島では見ることのないようなデザインの遊具の数々に、心躍らすのでした!
RUSTの工房のある、クラーケンウェルのエリアは、ここ数年でまたさらにトレンディに...
来るたびに新たな発見があり、それに追いつくだけでも1日がかりです!
家族でとなると、授乳や公園、おもちゃ屋にお菓子屋と右往左往。
文字通りフラフラになりながら前に進んでいきます。
翌日は、ポンコツの修理を引き受けてくれた顔なじみのガレージへ、車の受け取りに、むかし暮らしていたペッカムへ!
かつて工房と家を往復していた63番のダブルデッカーバス...
あの頃の思い出したくもないような(!)日々の苦労話しを、お互い口数少なげに語りながらも、今は4人でこうしてバスに乗れる幸運に感謝しながらの旅でした。
いいことがあってはお祝いし、嫌なことがあっても励ましにランチに来たこのローカル・カフェも健在!
10年前とは全くもって"別世界"となったペッカム...
今ではトレンディーな高級住宅街的な位置づけでさえある模様です
こちらも半日かけてゆっくり散策。
素敵なカフェやお店が立ち並びます。
しかも、ペッカムを名前に冠して...
今ではこんなにお洒落な地ビールまでつくられているそうです!
オンボロ車の修理も無事完了し、子供たちもzzzz。
ようやくいつものペースを取り戻します。
都心部の空気を感じに、ロンドン市内のウエストエンドを散策。
ペッカムを始めとする、個人商店が集まった"村"的なムーブメントも大好きですが、やっぱりメインストリートの流れも見ておきたいですよね!
でも、根本的なインスピレーションを得るとしたら、やっぱりこちら...
アンティーク・マーケット!
次のコレクションのヒントや、新しいディスプレイのオブジェも、全てここで手に入れることができます。
しかもこんな日本の文化に触れることもできるのも、アンティーク・マーケットの魅力のひとつです!
いつもであれば、限界近くまで予定を詰め込み気味になりがちですが、今回はリーフにとって初めてのロンドン"出張"。
4ヶ月の赤ちゃんに、45歳のオンボロ車の故障も重なったこともあり、否応なく緩めの旅となりました。
次回はもう少し詳しく、ロンドンのトレンドをご紹介できればと思いますのので...
どうか車の故障がないように、祈っていてくださいね..!
Social Icons