ワイト島での、"のどかいそがしい"日々とは一転...
アトリエでの作業のため、家族でロンドンへ"出張"です!
と言っておきながら、きちんと寄り道も予定に組み込むのがRUST式の仕事術。
レンガの壁で挟まれた、細い細い道を抜けて、たどり着いたのは...
ワイト島とロンドンを結ぶ高速道路M3から、"少しだけ"入った閑静な高級住宅街リッチモンドにある、ガーデンショップ兼ライフスタイル・ショップ兼カフェ、ピーターシャム・ナーサリー。
何をするにもまず...腹ごしらえが先ですよね!
ということでカフェへ。
**ここではテーブルクロスの敷かれた"レストラン"と、セルフサービスの"カフェ"とがあって、レストランでは、ミシュランの星も持ってるそうです。
{当然ながらラッセル=ウツミ家は"カフェ専門"で、レストランのほうとは無縁ですが...}
ガラスでできた温室を改装したカフェに座ると、ちょうどいいタイミングで降り出す空...
イギリスはここ数ヶ月、ずっとよい天気が続いているので、草花たちにとっては恵みの雨。
ワイト島の家ではきっと、ぼおぼおに伸びきった庭が出迎えてくれることでしょう!
ロンドン市内からすぐとは思えない、ゆっくりとした時間が流れるピーターシャム・ナーサリー。
不思議なのは、イギリスにありながら、夏でも冬でも、"いつ来ても"花が咲き乱れていることでしょうか。
花や植木を売るのが本業"ということになっている"ので、当たり前と言えば当たり前なのですが...
そういう現実離れした空間を用意するということも、成功の秘訣なのかも知れませんね。
ガーデンセンターで買うよりも、値段が3倍は高いのも納得です...!???
こちらは子豚...
こっちには...ロバ。
ロンドン郊外とはいえ、まだまだこんな自然が残っているんですね!
...って、実はこちら、ロンドンのど真ん中、マリルボーンと呼ばれるとてもお洒落なエリア。
友人のあたたかいお誘いもあって...
イギリスでも1番か2番とも言えるセレクトショップTRUNKと、今や世界レベルで注目を集めるファッション/ライフスタイル誌MONOCLEが開いたフェアにお邪魔してきました!
敷地内ではマーケットが開かれていて、ストールと呼ばれる屋台には、とてもセンスの良い品揃えが並びます。
しかも、誰もが知っているようなブランドも、何食わぬ顔でその中に参加していたりして...
街のど真ん中に"農場"を持ってきたりと、やっぱりロンドン"ならでは"の催しがさすがです!
ロンドン"らしさ"といえば、やっぱりチェックしたいのが、クリエイティブな個人経営のお店たち。
バブルとも言える家賃の高騰に、中心部から外へ外へと押し出されていきます。
こういうところは大抵、間取りから壁のペンキ塗りまで、店主が自らやってしまうようなお店ばかり。
お金をかけずに、アイディアで乗り切ることを生き甲斐にする人々なので...とにかくクリエイティブ。
そして、値段が良心的なんですね!
そんな個人商店たちは、ロンドンを語るうえでは絶対に外せない、とてもとても尊い存在。
休みが不定だったり、お昼には15分くらいお店が閉まってしまったりということもありますが、そんなの全然問題ないですよね。
チェーン店とマネーゲームにまみれた中心部から比べれば...
そこにいてくれるだけで感謝です!
今回訪れたのは、ロンドン北東部にあるチャッツワース・ロード。
常設のお店の他にも、毎週日曜日にはマーケットも開かれて、地元のお洒落な若い人々でとても賑わいます。
"若い"というと、RUSTのデザイナー2人はちょっと微妙な年頃になってきましたが...
ペアーも入れれば平均年齢は23歳になるのでよしとしましょう!
他人から見れば、ただのガラクタとも思える品揃え...
野菜やくだものを売るストールもあって、家族みんなで楽しめます。
こんな洗練されたお店から...
数十年のあいだ変わってないであろう" 何でも屋"まで。
とにかくありとあらゆるものが並びます。
こちらはこども服のリサイクル・ショップ。
お洒落ですよね!
コーヒー豆を売るお店に...
カフェを併設した自転車修理屋。
古いピアッジオの三輪車で駆けつける、移動式のサンドウィッチ・ショップ...!
型にはまらずに、ユニークなアイディアで乗り切る人々であふれるロンドン。
インスピレーションには事欠かない街です!
**RUSTロンドンは、いつか、古いピアッジオの三輪車で営業するかもしれませんね?!
場所を変えて...東ロンドンへ南下。
目的はアイスクリーム・バン??
...という衝動をぐっとこらえて、ベスナル・グリーンにある、おもちゃ博物館に来てみました!
入って早々、なんだか見たことのあるものがちらほら。
そう、アルテミスの"コレクション"している動物たち!
**ペアーは、いつも遊んでいるおもちゃがなんでガラスの中に陳列されているのか、分かってないみたいです...
なにはともあれ...
今回も本当にたくさんのインスピレーションを得ることができた、ロンドンへの旅。
これからようやく(!)残った滞在時間の中に、仕事をむりやり押し込むという、いつものパターンでのドタバタではありますが...
満面の笑みで帰路につくことができそうです!
RUST LONDON
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