"liberty" antique ring box { リバティ・プリントのリングボックス }

{メンズのデザイナー内海のFACEBOOKページより引用しました}

RUSTロンドンのツイッターでも"実況ライブ中継"していたので、もうご存知のみなさんも多いかもしれません...

久しぶりに雨降りの日曜日。
ラジオを聴きながら、"庭のアトリエ"で作業開始...このあいだのアンティーク・マーケットで見つけた、古いリング・ボックスのリストアにとりかかりました!

  
 
  
用意するのは、先のとがった鋭利なナイフ、ピンセット、先の細いペンチ、洗濯ばさみ、のりまたは両面テープ、といったところでしょうか。
   
  
   
こんなに数があっても…
何も手を加えずにRUST東京店に送れそうなリング・ボックスは、手前の2つだけ。
コンディションのよいものを{法外なお金を払わずに}見つけるのは難しくなるばかりです。

でも考えてみれば…100年も前のものですもんね!
残っているだけでも素晴らしいと思います。
  
    
  
比較的コンディションのよいものから取りかかります!
レザーのめくれてしまっている部分に、薄くノリを塗って整えていきます。

色のかすれた箇所もあるのですが、あえて風化した感じを大事にしたいので、色の補充はしないで仕上げます。
例えれば、ジーンズの"色落ち" や"アタリ"のようなイメージでしょうか⁈
   
    
    
内側に張られたライニングのコンディションがあまりよくない時は…思い切って外してしまいます!

すると中から出てきたのは…当時の新聞紙⁉︎
しかもドイツ語でしょうか。
型紙として使っていたのですね。
   
  
   
細長く切ったリバティ・プリントの生地を、二つ折りにして内側に型紙をはさんで、淵を一周させます。

意外と時間がかかってしまう工程…
芯地にオリジナルの型紙をそのまま使ったので、リバティの生地がやや厚いぶん、0.1mm単位で収まりがきつくなってしまったみたいです。
  
    
   
反省をいかして、指輪を入れるクッション部分の芯地は、中から出てきた古いオリジナルではなく新しいものを用意。

伝統に忠実に(!?)型紙は新聞紙等のまわりにあるものを再利用。
ということで…クラッカーの包装箱を使いました!

100年後にさらにリストアする人はこれを見て、僕が工房で何を食べていたのか検証できるわけですね…⁈
  
  
   
芯地の筒の中に羊の毛を詰めて弾力を出し、リバティプリントの生地を張って…完成です!
最後にレザークリームでささっと外側を仕上げます。

なんとか5個ほど完成させたのですが、とてもこれを"売ろう"とは思えない時間と労力。
RUST東京店の"ディスプレイ要員"、もしくは...何らかの形でプレゼントにすることを考えてます!
決まり次第お知らせしますね。

静かな日曜の朝にとりかかる仕事...
とても楽しむことができました!

N


Popular Posts