草むらをかき分けて、なにやら水の音の聞こえるほうへ降りていくと...
そこにはビーチ!
ワイト島...?
キャンプ...??
いえいえ...ここは、ロンドンを東西に横切るテムズ川でした!
テムズ川の下流はとても広くなっていて、ヨット・クラブやお洒落なレストランなんかもあるみたいです。
{庶民には無縁の世界のようです...}
ボートが浮かんでいて、見る角度によよっては、まるでワイト島に来ているような気分になりますよね。
{ ここで泳ごうとは思いませんが...! }
さて気を取り直して...
この日訪れたのは、ミレニアム・ドームのすぐそばにある小さな自然公園、グリニッチ・エコロジーパーク。
緑のトンネルをくぐると...
そこはもうロンドンではない、どこか遠い野原。
草原に舞う綿毛。
{"誰か"が散らかしているだけですが...}
小川には水鳥。
池にはアメンボ、トンボに蝶...
そして上を見上げれば...田舎に出かけても見るのはめずらしい、白サギまで飛んでいます!
水面には隣りの集合住宅が映っていることから、この公園がどんなに住宅地の近くに位置するかわかりますね。
コンクリートに慣れきっている子供たちにとって、ちょっとしたオアシスでしょうか!
さて、ここは...
秘密基地...??
クモを怖がる大人たちを尻目に前進...
**ゴキブリや蚊は皆無のロンドンも、クモとナメクジだけは避けられません!
誰も入ってこないことをいいことに、「えへへへへ...」
"勝利の笑み"を繰り返すだけで、いっこうに出てこないペアー。
捕まえた!
やるときはやりますよ〜
**クモを怖がらないでいれるのも、今のうちですもんね...
こちらは小枝のテント。
将来キャンプ中に親子げんかをして、テントを飛び出したときの予習といったところでしょうか?!
敷地自体はそこまで大きなものではないのですが、巧みなレイアウトで、子供には十分な歩行距離。
ところどころに、野鳥の観測用の窓が開いていて、飽きさせません。
向こう側にいる鳥たちからは、人が見えないような配慮ですね。
まあ、そんな配慮もなんのその、ですが...
とにかく鳥たちに向かって大声で手をふろうとする迷惑なお客さんが約1名...
野鳥の卵の標本。
敷地内に咲く花で作られた、ドライフラワー。
子供たちの学ぶ場としては、とても素晴らしいこの公園。
唯一の欠点は...
{勘の鋭いみなさんは、もうお気づきと思いますが}
そう、カフェがないこと!
でもそれは大人たちの都合であって...
子供と動物たちにとって、それはなんの意味も持たないものなのかも知れませんね!
食べるのも忘れて遊ぶ...
確かに大人たちにとって、そんな少年時代もあったかもしれません!
そんなことを考えるうちにゲートへ。
ここでおしまいです...
コンクリートの世界に「ただいま!」
また来年の春あたりに遊びにこようと思います!
手入れも管理も、すべてボランティアと寄付でまかなわれていると言うから頭が下がりますよね!
思わずお札のお金を寄付ボックスに...
また来年も動物たち{クモも含めて??}と元気に会えますように!
RUST LONDON
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