23 August 2012

leather work... { レザーのアイテムの製作... }


{RUSTメンズのデザイナー内海直仁のfacebookページより}

ぼく達は、いつもキャンプ行ってばかりいる(??)イメージがあるかもしれませんが...
それは日常のいざこざを愚痴ってもしょうがないかな、と思っているだけで...たまにはちゃんと仕事をしている(!?)写真をUPしますね。

ジュエリーの製作とは、けっこう地道な作業の連続。
加えて革の工房が間に入ってくる、レザーのアクセサリーの製作となると...
家に帰ってベッドの中に潜り込んで、すべてを忘れてしまいたくなってしまいます!

というのも、とにかくとにかく時間と手間がかかることばかり。
まず、RUSTのウォレットに使用する革は、ブライドル・レザーと呼ばれる、特別な仕上げをほどこした、本来は馬具に使われる、英国独特の皮革です。
こちらに注文してから3週間。

次いで、スイスのririというジッパーは納期に6週間を要しますが...たいがい、革の工房が、いざジッパーの取り付け、という段階になってから(!)不足数を連絡してきたりします。

そして、ジッパーが届くのを待って、ようやく裁断と縫製に数週間。
最後に僕が銀のパーツをひとつひとつ打ち込んで、東京に発送するわけですね。

でも、この作業がまた孤独...
"誰にも真似できない"、ということは...つまり、"すべて自分でやらなくてはいけない"ということ。

そんなことに気づいても時すでに遅し...
ただいま一気に70個近くの数のウォレットを製作中です。

作業用のエプロンをして、指は絆創膏でぐるぐる。
カプチーノを相棒に...
写真のように、積み上ったウォレットを手に取って、ひとつづつ、ひとつづつ、丁寧に...
スチールの鉄砧の上で、シルバーの金具を取り付けをしていきます。

これで...単純計算でも4〜6ヶ月!
限定のレザーの色となると、1年以上お待ちいただくということもざらです。
そんなこんなを繰り返しながら、もうすぐ10年が経とうとしています...

自分でも、なぜそこまでして固執するのか...
ウォレットなんか作らなくても、経営にはまったく問題ないというのに...
レザーアイテムへの無償の愛とでも呼ぶのでしょうか、不思議な力に引きつけられて、また同じ行程(とミスを)繰り返していく訳です。

と...ここまでの文章を読み返してみると、どっと疲れが押し寄せてきます。
なぜぼく達がブログやfacebookで、"いいとこだけ"しかお見せしないかというと...
楽しい毎日を送っているんだ、という自らへ自己暗示をかける意味あいもあるんですね!

もうすぐ、本当にもうすぐ...入荷しますので、あと少しだけ、お待ちくださいね...
N

{RUSTのレザー・アイテム}