8 July 2012

about rose cut diamond... { ローズカット・ダイアモンドについて... }

RUSTではもうすっかりお馴染みとなった、"ローズ・カット"ダイヤ...
実は、その歴史は...1500年代の、英国で言うチューダー王朝期まで遡ります。
{日本では織田信長の生きた時代ですね}

当時、もっとも硬い鉱石でもあるダイヤを"カット"することは、技術的にむずかしく...
単純に"先を尖らせた"ような形が一般的で、カットと呼ぶよりは、単に原石に"研磨を施した"だけという言い方のほうが、ぴったりかもしれません。

16世紀になって、オランダのアントワープにて、硬度の等しいダイヤとダイヤどうしを摩擦させることで研磨する方法が考案され、そこでようやく"カットの施された"ダイアモンドが誕生。
それがローズカット・ダイヤの始まりです!
その名前の由来は、施されたカットの模様が、バラのつぼみに見えることからでした。

当時のヨーロッパのアンティーク・ジュエリーを、博物館で見てみると...
ものの見事にすべてがローズ・カット。
"革命"とも言えるダイヤの光りに、それは多くの女性たちが惹かれたことでしょう!

以後数百年にわたり、様々なカットが考案され...
1900年代からは、より一段と輝く"ブリリエント・カット"へと人々の関心が移っていき、それが一般的になって、現代に至ります。

そんな中、わたし達RUSTが、今では入手のけして簡単ではないローズカット・ダイヤを使って作品の製作しているのはなぜなのか、少しだけ考えてみました!

まずは...ギラギラとしていない、ローズ・カットのその優しい光りが大好きだからです。
朝露のような清々しい輝きを、季節やオケージョンを問わず、いつもずっと身に付けることができること。
それが...なんだかとても贅沢なことに思えます!

そして...富の象徴としてのジュエリーには、あまり興味がないためでしょうか。
ブリリエント・カットの施されたダイヤは、時に"資産"として買われたり、贈られたりすることがあります。
でも、一番大事なことは、そこにこめられた気持ちや理由、ストーリー。
そこに"資産価値"という概念が入り込んでしまうことで、時におかしな誤解を生んでしまうことってありますよね??
資産や理屈を通り越した、"ダイアモンド・ジュエリーの原点"というシンプルさに惹かれます。

あとは、{ご存知だと思いますが...}アンティークが好きなこと、それに尽きます!

さてさて...
いつになくまたまじめなお話をしてしまいました!
もしこれに懲りず、RUSTのものづくりについて、他にもっと何か、詳しく知りたいことがあれば...
ご遠慮なくEメールでご質問くださいね。
jingumae@rustmadeinengland.com

機会を見て、ブログで特集していきたいと思います!
RUST LONDON