16 January 2010

italian cameo...


RUSTの作品に使用されるカメオは、すべてイタリアの小さな工房で製作されたものです。
天然の貝殻を、ひとつひとつ、熟練した職人が手仕事で彫り上げます。

カメオは、通常、モチーフの横顔と背景が、それぞれが違う色で彫り分けられているのですが・・・
これは、殻が自然に2層の色になって成長する、特別な種類の貝の・・・その貝殻を、材料として使っているためです。

白い側からまず大まかに削っていき、彫り進めてゆく深さによって、上層の白と、下層の茶の、2色のコントラストに仕上がります。
そう、別々の色の2枚が、接着で張り合わされているわけでは・・・ないんです!


相当の経験を要する職人技で・・・当然、ひとつひとつに、微妙な違いが生まれます。
私たちは、手作りならではの、その個性に価値を感じますが・・・

ひとつだけ問題があり・・・それは、ごくまれに(??)、モチーフの女性の機嫌が悪いということ!
モチーフはギリシャ神話の女神ですが、神さまでも、機嫌の良し悪しはあるようです・・・
(彫ってる職人のオヤジさんの機嫌ではございませんので・・・)

例をご紹介しますと・・・
一番上の写真は、ロンドンの某氏の私物ですが・・・
見てください・・・女性の眉間を!
(男性に不穏な動きがないように、見張りの意味でプレゼントするには最適でしょうか??)

その他もろもろの理由からも、ロンドンRUSTの工房でカメオを受け取った段階で、ある程度、選別される運命にあります。
もちろん・・・ 職人の機嫌を本当に(!)損ねてしまうと、もう取引はしないといわれるのは目に見えてますので・・・返品はできず(・・・お蔵行き)です


現在、神宮前のRUSTの東京直営店では、オーダーメードにて、カメオの女神の、左右の向きをお選びいただくことは可能です。
(ペアでご注文される方は・・・2つのカメオが、お互いを向き合うように・・・常に同じ方向に並んで歩いてくださいね・・・)

そして、近い将来に、カメオをルースでお選びいただくサービスも始めようと考えています。
指輪にセットされる前のカメオを手に取っていただくと、本当にそれが、小さな薄い薄い貝殻でできていることを、実感いただけると思います。
裏には・・・手彫りした職人のサインが刻まれているんですよ!
RUST LONDON